3/30 天良文庫 1周年スペシャル〜3月の会〜のお知らせ

お知らせ

寒さの中にも、少しずつ春の気配が増してきました。街の木々も芽吹きの準備をしているようです。いよいよ3月。年度末で忙しいですが、新たな季節の始まり、進級や環境の変化に向け、気持ち新たに期待で胸膨らむ時期ですね。

ようやく3月の会のご案内ができます。今回は天良文庫を始めて1年という記念の会になるので、盛り沢山です!ぜひ普段は来られない小さな弟妹さん達にも、親御さんと一緒に足を運んでもらえたらいいなと思います。楽しみにお待ちしています♪

【追記】日にちを3/30(土曜)に変更しました。よろしくお願いいたします!

まずは「1周年記念☆そらくんバザー」をやります。お家で不要になったもの、手作りの品、まだまだ使えるものなどを出し合って、みんなで楽しく買い物ができたら‥そらの仏壇のある部屋で行います。数十円のものから数百円くらいまで、値付けを自由にしてもらい、売り上げたお金は、天良文庫で今後活用させてもらおうと思います。小銭をお財布にいっぱい入れて、出品、そしてごきょうだいのみなさんも含めての品定め、たくさんの参加をお待ちしています!!(売れなかったものは、お手数ですがお持ち帰りをお願いします)

続いて、読み聞かせでは「木」をテーマに3冊をチョイス。『こすずめのぼうけん』は、直接木がテーマではありませんが、鳥達の住まいとなっている木や草がいろいろと出てきます。おかあさんの元を離れ、勢いよく外の世界へ冒険に出たこすずめ、最後はどうなるのでしょう・・・? 当日は大型絵本を借りてきて、読んでみたいと思います。

佐藤さとるさんの『おおきな きが ほしい』。こちらは主人公のかおるくんが「こんなおおきな木があったらなぁ」と考える想像の木が描かれ、きっと子どもたちはぐいぐいと引き込まれることと思います。

3冊目は『モチモチの木』。大人には、あの有名な滝平 二郎さんの切り絵の表紙が実にインパクト大で、私自身は小さい頃見た印象として「ちょっと不気味で怖い」というものでした。それが今読むと全然そのイメージと違って、豆太とじさまの物語にじんわりとした温かな気持ちが込み上げます。今の天良文庫の子どもたちにはどう感じるのか、これまた楽しみです。「モチモチ」というのは、秋になると実をつけ、実を粉にしておもちにするので、豆太が名付けた木の愛称ですが、実はこの木、1月に読んだ「とちのき」のことでした!そういったことも含め、この話が何かしらの点で、子ども達の心に残ればいいなと思いながら、読んでみたいと思います。

そして今月の詩もズバリ「木」というタイトル。1月に「空」という詩を読みましたが、その作者と同じまど・みちおさんの詩です。

冬、葉を落として裸になってじっと寒さに耐えてきた木々も、これから春になって、あるときパッと芽を出し、いつのまにか夏に向け青々と緑を茂らせていきます。そしてぱーっと色が変わる秋。その後葉を次々と落としていく。あー、木ってすごいな。太陽に向かって手を伸ばし、土に向かって根を伸ばし、どっしりとこの地球、宇宙の中で、生きている姿そのものがかっこいい。大きな木になると、年輪を重ね太い幹となって、私たちの年齢以上にそこに立っているわけだから、なんとも言えず勇気づけられます。そんな木のもつ存在感、安心感などがこの短い詩の中に感じ取れます。今回は、暗記して朗読してみようか、、、なんて欲張って今は考えています。

最後に、今回の目玉となるのが、フィンガーペイント・「みんなの木」の絵を描こう!です。大きなキャンバス布地に、手に絵の具をぬりその感触を楽しみながら、手のひらをペタペタ、あるいは、指でトントン、ぐるぐるしながら、みんなでひとつの木を完成させたいと思います。絵の具は直接触れるので、体にやさしいもの(フランスのPebeoという会社のもの)を使う予定。

Pebeo公式facebookより フィンガーペイントのイメージ

大人や小さいお子さんも一緒に参加してください!天良文庫1周年を記念して、みんなで「こんな木あったらいいな」を描いていけたらと思います。どんなものになるか、、、当日にならないとわかりません!!もし天気が良さそうなら家の外で行うことも考えています。が、3月の新潟はまだ寒いかも。。。大人も子どもも汚れてもよい格好で、あるいはスモックなどを洋服の上から着てのぞんでくださいね。できあがった作品は、しばらく天良文庫のどこかで飾って眺められたらいいなと思っています。

そして、今回1周年記念ということで記念品を作りました!天良文庫オリジナルのスケッチブックです!

わが息子もさっそくこれに絵を描いて楽しんでいます。文庫メンバー全員に差し上げますので、こちらもぜひ活用してくださいね!!

そんなこんなで3月も、お待ちしております!!

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