「天良文庫〜こどもの日スペシャル〜 5月の会」のお知らせ

お知らせ

4月の会がまだこれからですが、5月の会の日程と内容が決まったのでお知らせします!次回は、GW中5/4開催なので〝こどもの日スペシャル〟として、お楽しみ♪を用意しています!ぜひご予定ください。

【追記】5/2現在、日程を5/19(日)に変更しました!

いつもの詩のじかんや読み聞かせ、オーブン粘土遊びの続き(4月参加の方は色塗り、初めての方は粘土で形づくり)に加え、こどもの日・ハッピーガチャ、そらくんバザー第2弾をやります。

5月の詩は、谷川俊太郎さんの詩・瀬川康男さんの絵による『ことばあそびうた』(福音館書店)から、「ことこ」を選びました。

『ことばあそびうた』の中の「ことこ」のページ(福音館書店HPより)

タイトルの「ことこ」とは、私も最初は?なんだろう?と思ったのですが、よく読んでみると「子と子」な気がします。ですが、本当のところは谷川さんだけが知っているようです。ことばあそびうたと題している本なので全体を通して、ことばで遊ぶ、ことばが飛んだり跳ねたり踊ったりしているような印象を私は抱きました。まず口に出して読もうとすると、どこで言葉がきれるのか掴めずつっかえてしまうし、ことばの意味がよく分からず、ん?なんだ?と大人でも思うので、ひらがなを読み始めた5歳児たちには、なにかの呪文のように聞こえるかもしれません!大きな紙に書き写して、また瀬川さんの版画絵も見ながら、一緒に解読?、遊んでみたいなと思います。

読み聞かせでは、4月の会でリクエストが出た絵本をまずは読みたいと思います。(追記『だいちゃんはコックさん』に決定!)もし、リクエストしたメンバーがいない場合、5月の絵本として2冊を選びました。『わたしのワンピース』(にしまきかやこ作)と『せんたくかあちゃん』(さとうわきこ作)です。なんとなく服が出てきて、どちらも現実にはないけど、そんなことあったらいいな、面白いなと思える絵本をチョイスしました。

今年の3月に89歳で亡くなられた、「ばばばあちゃん」シリーズなどで知られる絵本作家のさとうわきこさんは1935年生まれ。西巻茅子さんは1939年生まれの85歳。ともに、たくさんのすてきな絵本をこの世に送り出してくれた大御所の方たちです!

最近では、2023年10月に西内ミナミさん(1938年生まれ、『ぐるんぱのようちえん』で知られる絵本作家)、今年の3月に駒形克己さん(1953年生まれの造本作家・デザイナー、70歳でした)と、絵本に携わる方々の訃報が相次いでおり、なんだか寂しいです。

世代を超えて愛される、息の長い絵本には、どんな魅力があるのだろう? 

私自身はもう子どもには戻れないけれど、子どもたちと一緒に絵本を読むことで、なんとも言えない、子どもの頃の感覚、身体の奥に眠っているような記憶を呼び起こされることも多々あって、それがやっぱり息の長い絵本が「物」としてそこに在るおかげで、またそこに読む人の声があり、聴く人とともに居る時間が生まれるおかげで、そういう時を超えて何かが閃いたり、リンクするような体験ができるのだと思います。天良文庫では月一回絵本を読み聞かせるだけでなく、お家の人と一緒に読んでもらえるように絵本の貸し出しを行なっています。ぴよぴよ文庫さんの蔵書をはじめ、年季の入った、息の長い絵本も沢山あります。文庫メンバーのみなさんには、気軽に活用してもらえたら嬉しいです!

そして、こどもの日ということで、子ども達が大好きなガチャガチャも用意しました。かわいいお菓子に天良文庫のグッズ(新たにタオルハンカチ・アクリルキーホルダー・千社札もお目見え!)が当たるかも♪ ぜひ楽しんでもらえたらと思います。

そらくんバザーも、3月の初開催から間もないですが、第2弾をやります!売り上げは天良文庫で活用させていただきます。初参加の方は、お家から出品できるものがあればぜひお持ちくださいね。

5月も子ども達の笑顔に会えますように!お待ちしております。

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