「ぴよぴよ文庫」の絵本たちを運び入れました!

お知らせ

3/24の日曜日、前日の雨とうってかわって晴天に恵まれ、先日贈呈式にてお引き受けした牡丹山幼稚園「ぴよぴよ文庫」さんの絵本たちを、我が家に運び入れました。

今回の受け入れにあたり、玄関入ってすぐ左にある和室を新たに開放することにしました!実はこの和室、積年の家事サボり(苦笑)により足を踏み入れるのも苦労するほどの物置部屋と化していたため、思わぬきっかけで子ども達の出入りする部屋になるということで、頑張って数日かけ夫と片付けをしました。物を廃棄&移動したことで、「八畳って意外と広いもんだな〜」と感心。家庭内の膿が外に出された感じでスッキリしました!

そして24日の引っ越し作業日。天良文庫メンバーのAちゃん親子、そのいとこのMちゃんが頼もしい助っ人として幼稚園まで駆けつけてくれました。休日にも関わらず、園の職員の方も出勤されていて、閉園にまつわる様々な業務のご苦労が伺えました。そんな中のご対応、本当に感謝いたします。

幼稚園では、端から端まで絵本をひたすらダンボール箱に詰めていきました。途中、お茶休憩&偶々手に取った一冊『なきむしようちえん』(長崎源之助・作 西村繁男・絵、童心社)の読み聞かせもはさみながら・・・。台車いっぱいに積んだダンボール箱をせっせと車へ運び入れ、入りきらなくなったら家へと運ぶ。この往復を2回はしました。

絵本引っ越し作業中!(ギャラリー)

箱に詰めていく途中、絵本の中には背表紙に剥がれが見られたり、「あ〜いっぱい子ども達に読まれたんだ」とわかるものがたくさんあり、「ぴよぴよ文庫」は絵本たちが目一杯生きた・生かされた文庫室だったのだなと改めて感じました。

もともと絵本が収まっていたキャスター付きの本棚(PTAによる寄贈)や文庫開設初期から使われていた手作り感のある木製本立ても、絵本とともに一緒に活用させてもらうことになりました。それらを最後に我が家へ運び入れ、引っ越し作業は無事終了!

和室が本棚と絵本たちで埋まった!次回天良文庫の時に並べる予定

その後、和室の畳を傷つけないよう本棚のキャスターを取り外したり、棚の下に高さ調整用の板を入れたりして、上手いこと部屋の一面に棚類がおさまってくれました。今後、本立ての方には好きな色でペイントも施そうかなと考えています。

和室の照明は即席でニトリに買いに走り、なんとか人が入って本を選べそうな明るい空間になったと思います。4月に入ったら、破れた障子や襖(ふすま)も貼り替え予定。そうそう、部屋の隅にある神棚にも榊(さかき)をちゃんとお供えしなきゃ!人様に見られるということで、我が家の神様にもようやく気が回ります(笑)

最後まで子ども達が大活躍してくれて、なんだかこういうことも〝天良文庫の思い出〟として残っていくのだな〜としみじみ感じました。手伝ってくれたAちゃんのお母さんからは、引っ越し作業の様子を写した写真を送ってもらい、「貴重な体験をさせてもらいました」とのご感想もいただきました!こちらこそどうもありがとう!

4月からこれらの絵本を文庫メンバーに貸し出せるよう引き続き、本棚周りを整えていこうと思います。

写真撮影(一部):中沢結美子さん

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