「天良文庫 1月の会 〜祝小正月!〜」のふり返り

イベントレポ

2月に入って10日余りが経ちました。我が子らの卒園・卒業(受験も!)が迫っているためか、疾風のごとく日々が流れています。「あ〜もう◯曜日だ」「今日も◯◯できなかった」と言いながら、頭に浮かぶやりたい事と実際にやれる事とのギャップに悩みつつどうにか1日1日をやり過ごす世話人・桾沢です。そんなわけで、ようやく「1月の会」をふり返りたいと思います。

1月はなんといっても、「祝・小正月!」と題して参加メンバー全員で「餅花(団子さし)・まゆ玉飾り」ができたのが嬉しかったです!

新潟に来て初めて「まゆ玉飾り」という小正月の素敵な風習に触れ、興味を持ったのが10年以上前。書籍を読んだり、実際にまゆ玉を製作する店を尋ねて購入したり、当時お手伝いしていたレストラン空間のしつらいとしてお飾りに使用したりしていたのがついこの間のよう…。単なる飾りではなく、その年の実りや豊作に願いを込めて小正月に飾るということをやりたかったので、文庫を始めたことで数年越しに子ども達と一緒に実現できるなんて、不思議な気分でした。また、ひょんなことから今回飾ろうとしていた、もう今は製造されていない南区月潟にある「多屋商店」のまゆ玉(我が家で使わずにとっておいたもの)を、4月からの新潟市歴史博物館(みなとぴあ)での展示にお貸しすることになりました。詳細情報が出ましたら、ぜひこちらでシェアしたいと思います。

そのまゆ玉の代わりに今回は長野の「もめん玉」(↑)を使用。餅花は上新粉をお湯で練って蒸して団子を作り、食紅をほんの少し入れたピンクと白、紅白2色にしてミズキの木にさしました。小さな手でころころ団子を丸めながら枝にさし、もめん玉についた紙ひもを真剣な眼差しで結びつける子ども達の姿がとてもかわいかったです。

団子はのちに乾燥してポロポロと崩れてしまうのですが、それもまた縁起が良いようです。十日町の「節季市」などで毎冬売られるしんこ(米の粉)細工の縁起物「チンコロ」は、乾燥で割れてしまうのが自然ですが、割れれば割れるほど「縁起が良い」と捉えられるのだそう。これらの飾りは毎年新しくするものなので、来年には新調したいと思います。それまで「ぴよぴよ文庫」の部屋に飾ります!

さて、1月の詩は干支のへびにちなみ『だっぴ』と『あいさつ』の2篇でした。工藤直子さんの『のはらうた』からです。ひらがなで読みやすいので、子どもたちと一緒に読むのを楽しみました!

絵本は、『十二支のはじまり』『へびのクリクター』『ふうことどんどやき』の3冊を読みました。『へびのクリクター』の子ども達の反応が意外と良かったかなと思います。『ふうことどんどやき』は創作話でしたが、「どんど焼き」を目にしたことがない子ども達が多く、微妙にお話に入っていきにくかったかもしれないと感じました。最後の方は飽きて退屈していたメンバーもいたので、絵本の選び方は難しいものです。こればっかりは細くながーく経験を積み重ね、学んでいくしかないかなと思っています。

その後、お正月の遊びということで【新春かるた大会】をやりました!3チームに分かれての個人戦、そこから勝ち上がった3名の決勝戦と、二人のママさんにカルタの読み手を手伝ってもらい、とても盛り上がりました。カードが少なくなり白熱してくると、読んでいるこちらも自然と熱が込もり読むスピードが速くなったりして(笑) 勝負ものが好きではない子もいましたが、負けず嫌いな子、一生懸命カードを探す子、ついついお手つきしてしまう子など、メンバー達の素の姿が見られたのも良かったです。

今回は、いわゆる「つくりもの」がなかったので、その後の自由時間を長めにとることができました。子ども達は、せまい家の中でかくれんぼに夢中になって遊んでいました。相変わらずチャンバラごっこも。会の後息子に「今日の天良文庫、何が楽しかった?」と尋ねると、「かくれんぼ!」と迷わず答えていました(苦笑)文庫をやっているので、私自身の子ども達をお話の世界へと誘う力がもっと欲しいなぁ、身につけたいなと思いつつ、やっぱり子ども達は子ども同士で遊ぶのが一番なんだよなーと実感。

月一回、こうして子ども達の声が明るく響く我が家。天国の天良もそれを楽しみにしていてくれたらいいなと、心の中でふっと天良の笑顔を思い出します。写真の胡蝶蘭は、2023年10月の天良の命日に開催した「天良を憶う会」で娘の合唱部顧問の先生からいただいたもの。その時の花は枯れてしまいましたが、1年と数ヶ月ぶりに新しい花芽を伸ばし、ちょうど「1月の会」の日に合わせるように咲いてくれました(涙)すごい生命力!!「ここにいるよ」・・・天良の心が清らかで凛とした蘭の花を通して伝わってくるようで、本当に嬉しい出来事でした。

そして「2025年も「天良文庫」を続けていくよ!!」と心に誓って、新年最初の文庫を無事終えることができました。来てくれたみんな、お母さん方、ありがとうございました!!

本年もよろしくお願いいたします!!

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