次回の天良文庫の予定が決まりました!

今月の詩は工藤直子さんの『のはらうた Ⅱ』に出てくる「ともだち」を選びました。『のはらうた』は12月に訪問したまつお文庫の松尾さんに教えていただきました。文庫サイズのかわいらしい詩集で、1984年に1巻が出版されて以来、5巻まで出ていて、さらには英語版、版画詩集、絵画選集なども出版されている人気シリーズです。詩人の工藤直子さんが「のはらみんなの代理人」を名のって、のはらのみんなのうたを書き集めたのが「のはらうた」だそう。工藤さんがのはらの声を集めているので、詩の作者は「かまきりりゅうじ」「かぜみつる」「うさぎふたご」といったのはらの住人達。その日のその時の気分で拾い読みできて楽しい。その中から「ともだち」を選んだのは、作者が「だいちさくのすけ」さんで、大地の視点で言葉が紡がれています。前回はまどさんの青く済んだ「空」だったので、今回はどっしりとした母(父?)なる「大地」を選ぼうと思ったからでした。

読み聞かせの方は、特にテーマをかっちり決めませんでした。『ゆきのひ』は同じタイトルの絵本を1月にも読んだのですが、人や場所が変われば・・ではないけれど、内容もまったく異なる雪の日になるのが面白く、選びました。『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』は息子が大好きな絵本。私も絵が好きで何度となく読みました。雪つながりで読みたいと思います。ミロコマチコさんの『てつぞうはね』は、以前新潟の沼垂にあった本屋・BOOKS f3で購入したもの。娘が気に入ってくれて、何度も読みました。飼い猫との生活を描いたちょっと切ないお話ですが、なんとなく春が来る前の今読みたいなと思いました。もう一冊は『さるとかに』。さるかに合戦で有名なお話です。私自身がうろ覚えだったため、改めて読みたい、子ども達もお話にのってくれるんじゃないかなと想像し、これを選びました。
さて、子ども達どんな反応をするか、今から楽しみです!
そしてもう一つ「和綴じ体験」をやります。4、5歳児にはちょっと難しいかなとも思ったのですが、針と糸で紙を綴る経験は「本」の形の原型なので、本を大切に思う天良文庫では、それをちょっと感じてもらえたらいいな。また携帯電話(スマホ)をいじることが増えてきた息子を見て、自分でつくった「かな帖」があれば、もっと手で書いたりを楽しんでくれるかなと期待して、今回は「和綴じをやろう」と考えました。先のとがっていない革用の針とこぎん糸を使ってやってみようと思います。

「かな帖」にしようと思ったのは、最近字に興味を持ち始めた子ども達の練習のきっかけになれば、と思ったため。自由帳(ノート)にしたいメンバーもいると思うので、希望を聞いてから準備したいと思います。ぜひ、一緒にやってみましょう!!
それと、ご案内の画像では小さい表示になりましたが、今回「天良文庫」の千社札を作ってみました。

千社札とは、神社や仏閣に参った記念に貼った、自分の名や住所入りの札のことで、江戸時代に広まったとか。今は名前を伝えるツールとして名刺がわりやお土産などに使われています。
和綴じ本にもマッチしそうなのと、3月には天良文庫・開設1周年を迎えるので、その記念に少し気が早いですがこのデザインでシールを作成しました。こちらもお楽しみに!


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