12月「クリスマス会」をふりかえって…

イベントレポ

12/22の早朝、雹が降ってくる暗〜い空模様で始まった日曜日。それでも午前中には一時青空になり日が射してくれたおかげで、我が家の掃除もなんとか捗ったこの日。いつものように午後1時よりスタートした頃には今度はダーッと雪が降り出すという、新潟のコロコロと変わりやすい冬の1日の天気そのままの「天良文庫〜クリスマス会〜」となりました!

ギリギリまで体調不良が続き、声も出るか?といった喉の調子だった世話人でしたが、不思議と当日の午後には調子を取り戻し、予定していた本の1冊をのぞき絵本を読むことができました(ひと安心)!

最初に、11月に亡くなられた谷川俊太郎さんの『むかしむかし』という詩の絵本を読みました。この詩、とてもスケールが大きい内容なのに、あくまでも主人公の「ぼく」の等身大で素朴な言葉(独白?)がそのまま詩になっていて、子ども達にとっても聞きやすいものだったのではないかなぁと思います。「はんばーぐはなかったけれど うんちをした」とか。片山健さんの絵もとても良かったです。ちなみに来年の干支は「へび」ですが、たまたま詩の中に「ゆめのなかでは へびのあめがふり」なんてワードもあって、読みながら気づきました。次回1月の詩は「へび」が出てくるものにしようかな。小学生の女の子が、「谷川俊太郎ってなんか聞いたことある!『スイミー』とかだったかな、学校の何かの本で見た」と反応してくれて、さすが谷川さん!と思いました。亡くなっても作品がずーっと残ることって素晴らしいなと思います。谷川さんが残してくれたたくさんの素敵な作品たちを通して、これからも私たちや私たちの死んだ後の世代までも何かを受け取ったり伝えたりするんだろうな…と、まさにこの詩のごとく時間の巡ってゆく先のことを想いました。

最初に絵本を見せながら詩を読んで、その次に作曲家・武満徹さんによる音楽詩「系図」という作品の最初にでてくる「むかしむかし」をCDで流し、音楽(オーケストラ、指揮は有名な小澤征爾さん)と遠野凪子さん(女優、当時は15歳頃)の朗読で表現されたものを耳から聴きました!こちらの「むかしむかし」は主人公がぼくではなく「わたし」に変更され、また違った印象の作品に仕上がっています。

子ども達「ちょっと最初の方の音楽が怖かった」などといった感想もありましたが、何かしら感じ取って音楽詩を聴いてくれていたように思います。武満さんの西洋音楽と東洋や日本の音的な要素が混じり合ったような、時に美しく時に不思議な旋律と、初々しい少女の声、遠野凪子さんのあえて表情や抑揚を抑えたような朗読が耳の奥に余韻をもって残ります。

その後、絵本の時間へ。五味太郎さんの大型しかけ絵本『まどから⭐︎おくりもの』と降矢ななさんの『クリスマスマーケット』を、途中クリスマス会の「乾杯!」時間もはさみつつ読みました。大型絵本を読む時には、息子にめくるのをお願いしたのですが、子ども達が一緒になって声を揃えて絵本を読んでいるような一体感で楽しかったです。降矢さんの『クリスマスマーケット』は心温まるストーリーでした。あと一冊『クリスマスにはくつしたをおわすれなく』は喉の調子をみて今回はやめておきましたが、またいつか読めるかな、読みたいなと思います。絵本を読み終わった後、子ども達が「外すごい雪降ってる!」と気がつきみんなで外を見たりしました。

続いて、お待ちかねの「クリスマス・バザー」!メンバーが持ち寄った品々を、2階のそらくん部屋に並べて楽しくお買い物。並べたり、買い物の計算を手伝うのは、毎度ながら娘・直姉ちゃんの仕事。会計は同行のママやパパさんにも手伝ってもらいました。売上は天良文庫の今後の活動に使わせてもらうという趣旨のバザーですが、ありがたいことに、合計1980円になりました!(1つ1つは10円〜100円程度と少額なので、いっぱい出品&買ってくれたことがわかります)中には、手作り品(お母さんと一緒にビーズでアクセサリーを自作!)を持ってきてくれたメンバーもいてありがたかったです。私もクリスマスカードを手作りして並べ、ほとんど売れました!いつもながら保護者みなさん、ご協力ありがとうございました!!

続けて「ビンゴ大会」をやりました。2桁の数字が一年前よりもわかるようになった子ども達。すごい密度でビンゴマシーンの周りに集まり、「次なに?」「私も僕も回す!」「あっリーチだ!」「あともうちょいだったのに惜しい〜〜」「ダブルリーチ!!」などと言いながら、ビンゴを当てていく過程をみんなで一緒に楽しみました。私は(数字を大きな声で言わなきゃと)声が枯れがれ…でしたが、なんとか最後まで喉が潰れずにもってくれました。この距離感とみんなのワクワク感がなんとも言えないです!クリスマス会ならではの思い出になります。景品は文庫グッズ(「天良を憶う会」用に作成したガチャグッズ)を最初のビンゴを獲った二人が真っ先に選んでくれたことが、何気に嬉しかったです⭐︎

そして、最後は「石っこモビール」づくり。軽いムース状の紙粘土を使ったモビールで、それぞれ形や色などにこだわって製作していました。私の最初の説明で、「なるべく軽く」という言葉の強調が足りなかったせいで、重さのある塊(石っこ)を作ったメンバーは、なかなかバランス取るのが難しい仕上がりになってしまったことが、ちょっと反省点。最初からこのくらいと重さという目安を皆に伝えられたらよかったなと。次回やることがあれば、教訓としてここに記しておこうと思います。とはいえ、一人一人のこだわりが詰まったかわいい作品ができあがり、よかったです!

いつものように記念撮影をして、クリスマス会は無事お開きに。

楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。今の世界でこんな平和であたたかな時間が過ごせること、当たり前ではないというのが悲しいかな現実です。子ども達がこれからも戦争や辛い出来事に遭わないように、大人の私たちがしっかり自覚して日々を過ごすこと、身の回りからできることって何だろう? 私の場合は、すでにライフワークとして意識している文庫活動を通してできる限りのことを考えたり行動したりしていきたい。そんな風に改めて思いました。これを書いている今日は12月25日。キリスト教圏の人々にとって大事な日でもありますが、宗教も国も超えて、この世界に生まれた同じ時間を生きるいきものとして、希望に満ちた未来を創造することに少しでもこのエネルギーを注げたらと改めて思うのでした。

2024年も残り数日。なんとか年内にこの12月の天良文庫のふりかえりもできました。あ〜、一年ってあっという間だな。まだまだ!!この命が続く限りがんばろう!!どうぞ良いお年をお迎えください!

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