「天良文庫 〜まだまだ…あついよお月様〜 9月の会」のお知らせ

お知らせ

気がつけば9月!怒涛のような8月を駆け抜けた心身は、いったん〝リセット〟を必要としているようです。8月にあった色々な出来事、いいことも大変だったことも感動したことも、 忘れたくなくて記憶が新しいうちにぎゅっと絞ってここに挙げたいところなのですが、今週末に迫った「9月の会」のご案内の方をすっかり忘れておりました(汗)ので、ギリギリ直前のアップです。どうぞお付き合いください。

今回は、8月の会で失敗してしまった「藍染め」をリベンジでまたやります!失敗の原因は、材料の染料を少しでも値段を抑えようと、メルカリで購入したことにあると思います。出品者の方がいつ購入したものかはわかりませんが、外袋を見るとだいぶ昔のもののようで、染料が劣化していたのでしょう。染料も鮮度(消費期限?)が大事ということが身をもってわかった次第です。お盆時期の合間、時間を作って参加してくれたみなさん、せっかく楽しみにしていた藍染めの仕上がりが、うすーい感じの仕上がりになってしまい大変申し訳ありませんでした。今度はケチらず(反省…)、新たに購入した染料を使ってやりますので、ぜひリベンジさせてください!

といことで「藍染め」をやりますが、その前にいつものように詩のじかんと読み聞かせです。まだまだ暑い日が続きますが、稲刈りが始まったり、虫達の鳴き声も秋らしくなり一夜ごとに涼しくなってきている気がします。暦の上ではもう秋!今日は新月ですが、今年は9/17が中秋の名月で、お月見の季節。秋や月をテーマにした以下の詩と絵本をチョイスしました。

詩は、少し時期的に先のような感じではありますが、秋を先取りということで、「あきのそら」(くどうなおこ『のはらうたv』より)を読みます。「そら」という言葉には、やっぱり特別な思い入れがあります。「あきのそら」「あおいそら」「そらいろ」、それぞれのことばの「そら」が私を浄化してくれるような気がします。子ども達はどんな「そら」を想うのかなぁ。

『ぼく、お月さまとはなしたよ』(1985年)、『つきのぼうや』(1975年)、7月に読んだ『だいちゃんとうみ』の作者、太田大八さんの絵、平野直さん再話による昔話の『やまなしもぎ』(1977年)。美しい日本の秋の景色とともに、月と主人公のくまくんとのやりとり、つきのぼうやが地上まで旅するその過程など、それぞれに魅力のつまった子ども達に長く愛されている本です。どうぞお楽しみに!

それと、わらべうたも先回に続き子ども達に触れてほしくて、寺尾紗穂さんの「ねんねこお山の」を一緒に聴いて歌ってみようかなと思います。この歌はいわゆる子守唄で、子どもに「ねんねしな〜」って歌ってあげる唄で、寺尾さんの選んだ島根・隠岐に伝わるこの子守唄の歌詞は、

ねんねこ お山の
うさぎの子
なぜまた お耳が長いやら
おっかさんのおなかに おるときに
びわの葉 ささの葉 たべたそな
それで お耳が 長いそな

(「伯耆から隠岐へ」平井呈一訳『全訳小泉八雲全集』第6巻 恒文社)これは島根県立古代出雲歴史博物館のサイトから拝借したもの。

とても素敵ですよね。うさぎの耳が長い理由に、お母さんのお腹の中で枇杷の葉、笹の葉をたべたってところも!歌詞は少しアレンジされているのかな、寺尾紗穂さんの手にかかると、これまた素晴らしく耳心地のよい子守唄になっていてとても好きな曲です。寺尾さんご本人による「ねんねこお山の」についての記事はこちら

それでなぜうさぎの子守唄かという話。息子がここ数年『映画ドラえもん』シリーズにはまり、たくさん見ていますが、映画ドラえもん のび太の月面探査記』(2019年)の中で「月にはうさぎがいる!」とのび太くんが主張します。私自身も月といえばうさぎが餅をついていて、と昔からすっかりそのイメージが固定化しているのですが、図鑑を見ると月の模様はヨーロッパではカニ、アメリカでは女性の横顔に例えられているそう。セーラームーンが好きだった私は「月野うさぎ」という主人公の名前からもうさぎと月はきってもきれない関係で(!)だんだん話がそれてきましたが、月に関連してうさぎがでてくる子守唄を子ども達と味わいたいなと思います。

では9/8(日)、まったりゆったりとはいかないかもしれませんが(笑)、1ヶ月ぶりの天良文庫でお会いしましょう!!

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