6月&7月の会 まとめてふりかえります!

イベントレポ

いよいよ梅雨明けかと思ったら、台風・大雨、全国で熱中症アラートと天気が目まぐるしかったここ数日。誰かと会えば一言目には「あつい(です)ね〜」とすでに夏真っ盛り(汗)それでも、先週末に「7月の会」が終わり、忙しない日々の中にも少しは句読点が打てた気分。まだまだ暑い夏は続きますが、気合で乗り切りましょう!6月のふり返りもできずにいたため、2回分まとめての記録です!

小雨が降る6/15「6月の会」はちょうどその日「父の日」ということもあり、「パパと雨の日」をテーマに開催。参加者4名と少なめで、終始各々のペースでいつもよりゆったり過ごせた文庫となりました。

最初は詩のじかん。手遊び歌が絵本になった『いっぽんばし にほんばし』という長めの歌詞を読みました。これは手遊びしながら数字が1から5へと増えていく数え歌が中に挿入されているもので、両指を使って1本(おやま)から5本(ことり)まであるものに変身させながら歌い読みしました。が、1年生の子ども達(1人は3年生)、手遊びするにはもうお姉さん・お兄さんになってしまったのか、一緒にはやってくれませんでした。内容ももちろん年相応ということに配慮しなくてはいけないのと、子ども達が自然と歌いたくなるような空気づくりができず、私自身の力量不足を実感…。気をとり直して雨にちなんで『おじさんのかさ』という絵本を読み始めました。ただちょうどこの時、同じ居間に大きなダンボールがあったので、子どもたちに遊んでもらおうと夫がそのダンボールを家の形に組み立て、色を塗っていいよと横で動き始めたため、子ども達の関心は本ではなく、ダンボールハウスづくりの方にうつってしまい、、、

さすがの私も、みんなに「もう絵本よむのやめる?」と聞いてしまうほどちょっとイラッとした態度をとってしまいました。これがこの日の反省点2つ目。しかし、そのあとの私の「この話聞きたくない?バムとケロのにちようび!」の発言に、即座に息子が反応。「聞きたい!これかわいいやつだよ」と叫んだため、再び絵本に注目してくれました。夫もハウスづくりは後でもできるからと、子ども達の気をこちらに向けてくれました。ですが、子ども達の気がそれたのは、もとはといえば夫のせいと思ってしまう私は気が短いでしょうか?更年期かな?!

そんなことで又気をとり直し『バムとケロのにちようび』を読みました。人気の絵本シリーズ。さすがだなと思ったのは、子ども達の絵本への反応が良かったこと。絵の芸の細かさ&可愛さに加え、ストーリーも次はどうなるの?と関心を引くような作りになっているなと思います。実際、私も今回初めて読んで、ケロちゃんの可愛さにやられました。こうして絵本のバムとケロに助けられ、ようやく文庫の時間が戻った感じ。最後に父の日ということで『おとうさんがおとうさんになった日』を読みました。長野ヒデ子さんのすてきなシリーズ!一緒に購入した『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』も良かったなぁ。子ども達、『おとうさん〜〜』も最後まで聞いてくれました。

その後、おやつ休憩をとり、お待ちかねの「ミサンガ」づくりがスタート。自分用という子もいれば、お父さんお母さん用にと複数頑張って作る子もいました。今回はなるべく簡単にできる2本編みのミサンガ(こちらのYoutubeショート動画を参考に)にしました。材質の異なる2本の紐をそろえ、端っこをくるりと結んで固定。玉結びを左右交互に繰り返していくという単純な作業ですが、これがなかなか順番がごっちゃになる、(結ぶ際の)力の入れ具合などにばらつきが出たりして、小学1年生には少し難しい部分もあったようです。それでも、みんな最後まで頑張って集中して時間内に完成まで行き着いていました(すごい!)。紐の色はターコイズが人気!色の組み合わせをお友達や姉妹でお揃いにしていたり、女子って感じで微笑ましかったです。

仕上げはミサンガの長さを調節できる結び方に(参考にしたYoutubeはこちら。もし解けてしまったら1:27〜の映像を見て直せます)。今回、チャームとして皮製の丸タグ(型押しによるイニシャル入り)を用意して、好きな金具でミサンガにとりつけました。イニシャルのローマ字部分を油性ペンでなぞり色付けしたナイスアイデアな子も!みんな彼女に倣ってカラフルにしていました。お父さんやお母さんにプレゼントする子は、パッケージに一言メッセージも添えて。…うん!とっても素敵なプレゼントが完成!!(後日、7月の会で親子で身につけてきてくれたお子さんも。ありがとう!!)

ミサンガづくり、材料さえ揃えれておけば、いつでも手軽に作れるので、また文庫の自由時間などにでも子ども達に声をかけてやりたいなと思います。いい指先の運動にもなります(大人はボケ防止!)。

その後、子ども達は夢中になって「ダンボールハウスづくり」に精を出し、すてきなおうち(その名も「TOE ハウス」。かわいい看板付き!)ができました。こうして「6月の会」はものづくり(お絵描き)大好き女子たちの活躍により賑やかに終了したのでした。ご参加ありがとうございました!!

あれから1か月経ち、7/13に晴れ&蒸し暑さが倍増する中開催した「7月の会」を振り返ります。

今回は7名が参加。お久しぶりのメンバーもいて、数ヶ月会わないうちに本当に背が伸びていたり、一回り大きくなっていたりと成長おびただしい子ども達のパワーに圧倒されました。わが息子は(文庫なのに)男友達とまた「〝たたかいごっこ〟ができる!」と意気込んでこの日を迎えました。

小学生になったとはいえ、やっぱり赤ちゃんの頃から一緒の園で育った気心の知れたお友達と過ごせることは、一番の心の栄養かもしれないな。今回屈託なく遊ぶ子ども達の様子を見ていて感じました。そのうち成長して、男女間・異なる学校間での距離感(気恥ずかしさ)や思春期に近づくとさらに複雑な感情も芽生えてくるのかな。その前に天良文庫には来なくなっちゃうかな…とあれこれ心配する前に、今の子ども達と向き合って少しでも文庫では自由な空気をつくり見守っていこうと思いました。

さて、「7月の会」の最初は、新美南吉さんの詩2篇「貝殻」「明日」を読みました。短いので2回ずつ。それぞれの詩、作者がどんな気持ちだったのかを想像できればと思い、新美南吉の当時の状況なんかも話してから読みました。新美が残してくれた、きらりと光ることばの温度のようなものが伝わっていたらいいな。また別の機会に『でんでんむしのかなしみ』『ごんぎつね』の絵本を読みたいなと思います。

その後絵本を3冊。『ちへいせんのみえるところ』『サンゴの海のひみつ』、少し休憩をはさんで『海べのあさ』を読みました。長新太さんの「でました。」がなんともいえない間(ま)を作る『ちへいせんのみえるところ』(1998年)は、見開きページに現れるもの1つ1つを言葉で言う子がいました。さすが小学生、「(魚の)エイ」「火山のふんか」「古いたてもの」など、絵を見て即座に答えられるのがすごいなぁと思いました。中に(長さんの意図的トラップなのか)何もないような見開きページが挿入されているのですが、そこに「きっとノミだよ」と発言する子もいて、長さんの過去作『キャベツくん』(1980年)を知っていての反応だな!?と思いました。子ども達が思わず参加してしまう絵本でした。

つづいて『サンゴの海のひみつ』は、知っているようで知らない「サンゴ」についての知識を教えてくれる絵本。珊瑚礁を部分にクローズアップした絵が写真で見るよりもわかりやすく、海水温上昇による「白色化」についても触れていました。海の日が近いので「海辺のきらめき!」をテーマとしてこの本を選んだのですが、綺麗なサンゴのある海がずっと続くよう、子ども達には事あるごとに今地球がどういう状況なのかを伝えていかなきゃなと思わせられる良本でした。野生動物も然り、人間だけが住んでいる世界ではないので、今後も文庫では、現実の地球環境、世界で起こっている又は起きた事に目を向けるきっかけとなる絵本も積極的に読んでいきたいと思います。

『海べのあさ』はとても素敵な絵本なのですが、長い文章(62ページ)ゆえに、子ども達飽きてしまわないかと若干心配をしつつ選んだ本でした。案の定絵本の半ば過ぎた頃、「これ長いな〜」の声が聞こえてきました。確かに長いよね、時間にして20分!5月に読んた『ねこのオーランドー』も読み聞かせするにはちょっと長いお話でした。それと今回も似たような空気感。詩を入れると4冊目で若干疲れてきていた子ども達にはヘビーだったかもしれません。読み終えた最後に「これ長かった〜」という正直な感想。うーん!なかなか難しい「読み聞かせ絵本」選び。きっとこの本は寝る前に枕元で子どもに読んであげるといい時間が過ごせそうなのですが、もう少し場の状況を想像し、子ども達にジャストな本を選べたらいいのですが…。数えたらこれまで27回文庫をやってきたけれど、まだまだ模索は続くなぁというのが実感です。

実はこの日の夜、息子が小学校から借りてきた『沖縄の絵本 ふなひき太良(たらあ)』(儀間比呂志作・絵/岩崎書店、1971)という絵本があり、寝る前に読みました。

ページ数は32ページ。内容も面白く、最後まで息子は集中して聞いていました。沖縄ことばがちょっと難しかったのですが、ストーリーの展開のし方や流れ、そのペースがトントン拍子というか、良い調子なんですよね。また昔話は「繰り返し」の要素もあったりして、話が進みつつも、反復して戻っているような感じもあり、より聞き手の耳に残ることが多いのかなと思います。横で聞いていた夫に「こっちの話の方が子ども達きっと聞いたよ」と言われ、そうだよな〜、やっぱり絵本選びまずったかなと改めて思い返した夜でした。

そして午後に戻って、絵本の後「海辺のジェルキャンドルづくり」をやりました。キャンドルだけど、涼しげ!みんなで箱庭ならぬ、「箱・海辺」づくりを楽しみました。写真を色々撮ってただいたのでアップします。

我が家では海に出かけた時、いつも小さな貝殻や石を拾ったりして自宅にただ貯めていたのですが、こんな機会に役立つとは!もちろん今回のために買った材料(カラー砂やガラス細工、シーグラスや陶片など)もありましたが、拾ったものがこうして時を経て活用できた事はとても嬉しく充実した気持ち。娘はよく小学生の頃、外から帰ってくると石を拾ってくる子でした。それは今では鉱物好きにつながり、いまだに道端の石に目を光らせたりすることがあります。小さな「好き」を集めて貯めておくことは悪くないなと思います。我が家はみな断捨離ができず「貯め込み」型の性格。おかげで家中モノだらけです(苦笑)

話が脱線しかけましたが、無事キャンドルが完成し、最後に子ども達は「かき氷づくり」もやりました!昔ながらの手回しかき氷機(ダイレックスで1000円もしなかったそう)。思い思いのシロップで涼しい時間。束の間の自由時間を思いっきり遊んで「7月の会」は終了!

ご参加のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!!

ここまで相変わらず長い投稿となりましたが、6&7月の振り返りができてスッキリ。これでようやく次の活動に向かえます。いつもありがとうございます!!

「7月の会」撮影:中沢結美子さん、戸田伸子さん、桾沢直

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