「3月の会」をふりかえって・・

イベントレポ

今日4/18は、次男・天良(そら)の誕生日です。桜も落ち着き、あちこちから春の緑がイキイキと芽吹いて「伸びていく」成長のエネルギーを感じ取れるこの時季。生きていたら3歳になっていたのだなぁ…歩き回ったりお話したり、忙しくも賑やかな日々を送っていただろうな。今思えば人生一回りか二回り目だったのかな?と思えるくらい、生後5ヶ月ながら周囲をよく見てわかっているふうだった、ちょっと控えめでかわいい赤ちゃんの天良を思い出します。

今も毎日何かしら「天良、行ってくるね」とか「天良、ありがとう」などと心で語りかけていますが、やっぱり天良の名前をこれから先も呼びたくて、天良との思い出を作っていきたくて、ずっと忘れたくなくて…2023年3月21日にスタートした「天良文庫」も2年あまりが経過しました。この2年はあっという間のようでいてそうでもなく・・色々なことがあったし、文庫を続けてきたことで想像以上に私は日々濃い経験をさせてもらっている気がします。

亡くなった方、遠方の方も含め多くの人達に支えてもらいこの活動ができています。むしろ周囲の人、文庫を通じて出会った人達に引っ張り上げてもらう形で今の自分がここに立てているなというのが正直な感覚。そして一番は文庫の主役である子ども達がこの2年間にめざましく成長してくれて、そこに多少なりとも自分が関わらせてもらったことで、彼らのことを愛おしく誇らしくも感じますし、天良はどうやら私に人(子ども)が成長していく、「伸びていく」喜びを味わわせてくれているのかなと思ったりもします。自分の子育てだけでは味わえない広い意味での生きる喜びを感じさせてくれます。

「次は何読もう?何しよう?何作ろ?」と常に考え行動することは、私の生きるパワーに直結していてこれからくる未来が楽しみになります。だからか天良がいないことが寂しいとか考える暇もなく、がむしゃらに目の前のことをやって日々を紡ぐことができているのが私のこの2年でした。天良が居た時と同じくらい充実していて大切で愛おしい。なんというか教えてもらうことばかりで、発見があって毎日楽しい(言い方が難しいですが、苦しいことも込みで楽しめているの)です!関わってくださる全員に本当に感謝いたします!!いつもありがとうございます。

さて、この記事は「3月の会」のふりかえりということで3/23に時間を戻して記録しておきます。

この日「祝・進級・入学・2周年!!」というおめでたいテーマで開催した「3月の会」は、まず記念品のプレゼントから始まりました。好きな色のクリアポーチに、「天良文庫2周年記念シール」を好きな場所に貼ってもらいました。嬉しいサプライズで、文庫メンバーのAちゃんとママさんが、「2」の風船と「そらぶんこ」を描いた絵を持ってきてくれたので、一緒に記念写真をぱちり!この春小学校へ入学していくメンバー達、みんな大きくなったなぁと改めて感じます。

その後、受験も終わり高校が決まってホッとした文庫のお姉ちゃんこと、長女の直にひさびさに人の前でピアノを弾いてもらいました。受験期、習い事のピアノは少しお休みしましたが、家ではよくピアノに触れていました。そんな中練習したラヴェルの「プレリュード(ホ短調)」を披露。

我が家のピアノ、調律直前で相当音が狂ってきている中、逆にそれがまどろみ(うとうと眠るような)の雰囲気を醸していてよかったです。暗譜して弾いたところをみるときっと娘も好きな曲なんだろうな〜と思います。(5月末頃まで限定公開します!曲のタイトルをクリックしてみてくださいね)

そして、3月の詩&絵本の時間へ。3月の詩は、谷川俊太郎さんの『いちねんせい』より「なまえ」をチョイス。小学校に入ると名前を自分でノートに書きます。自分の名前を自分で書ける喜び。なんだか誇らしい気持ち。もう自分は赤ちゃんじゃないぞ、、、みたいな? みんなも実感があるかなと思って読みました。和田誠さんの絵入りのこの詩集。もし小学校入学のタイミングのお子さんが周囲にいたら贈り物にもおすすめです。息子達の保育園の先生も3月の会の案内を見て「谷川さん、こんな絵本もあったんですね〜」と反応してくれました。文庫では2度目の登場でした。

つづく絵本は、『みんなともだち』『おへそのあな』と読みすすめ、休憩をはさんでボリュームのある『おしいれのぼうけん』という順になりました。『みんなともだち』は歌を知っている子はほとんどいませんでしたが、途中から「みんなともだち ずっとずっとともだち」というフレーズをメンバーたちが一緒になって私の声に合わせて読んでくれました。この春別々の学校へいく子ども達、卒園式を終えた後の文庫開催でしたが、この子達の絆がずっと続けばいいなぁとこの本を読みながら思いました(私自身は若干涙ぐみながら)。『おへそのあな』は、おへそから赤ちゃんがのぞく景色、という画面構成がまずもっていいなと思います。絵本を上下逆にしたりして、子ども達もしっかりのぞいてくれていたように思います。何かを楽しみに待つ(この場合は赤ちゃんの誕生を)というのは、すばらしいことだなと感じさせてくれる絵本でした。伝わったかな?!あとで感想を尋ねたら、男の子のSくんはこの本が一番印象に残ったそうです。

おやつ休憩の後に『おしいれのぼうけん』をこちらは少し気合いを入れて読みました。もう知っているというお友達もいましたが、初見の子も多く、なにせ80ページを超える絵本は初めてだったので、みんなの集中が続くか心配でした。娘が撮ってくれた記録動画をみると時間にして20分!

最後の最後で「ながかった〜」とその場で思わず声が出たHくん。そうだよね!でもよく聞いてくれたな〜と思います。ANちゃんは「『おしいれのぼうけん』はおもしろかったけど、押し入れの中は怖かったな、入りたくはないな」とのちほどママさんづてで感想をくれました。他女の子2人も怖かった〜と強く印象に残った様子。子どもの感覚で何が残るか、私自身は失ってしまったものが大半だろうけど、それを目の前の子達が実際にその表情で、言葉で、手触りや空気で見せてくれるので、こちらも読み甲斐を感じるし、絵本というものの力を感じます。息子たちがお世話になった保育園の園長先生が以前、天良文庫で行った「大切な絵本はなんですか」のアンケートにこの本を挙げていらしたのも納得です。また時間をおいて、文庫でも読み直したいなと思います。

そして、子ども達も楽しみにしてくれている創作の時間では、「ふくろう土人形絵付け」をやりました。今回は、お隣富山県で活動されている「とやま土人形工房」さんから土人形の素焼きを購入させてもらい土鈴・貯金箱の2種類のふくろうに、アクリル絵の具で絵付けをしました。絵の具の扱いがだんだんこなれてきたメンバーたち。今回はメタリックなカラーや蛍光色を追加してみたり、絵の具の準備にもこだわりました。毎回絵の具の使う量もすごいですが(大胆な子もいる!)、色の作り方&塗り方に個性が出てきて本当に面白いです。この時間を共有させてもらって、私たち家族も創作意欲を刺激され、文庫終了後に自分たちも色塗りをするほど(笑)!写真をいっぱい載せておきます⭐︎

最後は「天良文庫2周年記念!」ということで、いただいた「2」の風船とともに記念撮影!!あっという間のたのしい「3月の会」でした。ご参加のみなさん、写真や感想などもありがとうございます!!

自由時間には白熱して服を脱ぎ始めるメンバーら(笑)『おしいれのぼうけん』の主人公さながらの汗のかきようでした。やっぱり「遊び」に夢中な子ども達が一番!!

撮影:中沢結美子さん・桾沢直

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