「天良文庫 〜祝・小正月!〜1月の会」のお知らせ

お知らせ

2025年、新年が始まりました!巳年(へび)ですね。ここぞとばかりに「だっぴー・ニュー・イヤー」って大声で言いたくなります。(この言葉のネタ元は、今月の詩『だっぴ』より!)次の巳年は12年後ですもの!今のうちに。

ご案内が直前となりましたが、1/13(月祝)、今年の「天良文庫」始動します。今冬、我が家には受験生がいたり、なかなか思うような準備ができないと思いますが、2、3月も通常どおり月一回開催予定。新年度、清々しい気持ちで迎えられるよう、春まで駆け抜けます。どうぞ今年もお付き合いくださいませ!!

それでは「1月の会」のご案内です。テーマは1/15が近いので「祝・小正月!」。

まずは「詩」。冒頭で触れましたが、おなじみ工藤直子さんの『のはらうた』から2篇選びました!主人公はまさにへび(いちのすけ)!二つとも短い中にもユニークな工藤さんのセンス光る素敵な詩です。

たのしいですよね。絵が浮かぶというか…。蛇はあまり馴染み深い生き物ではないですが、新潟に来たばかりの頃、初めて脱皮した蛇の皮を田んぼ道で見たことがあります。その皮は意外にも「きれい」という印象でした。神社の鳥居によくかかっている「しめ縄」は蛇をルーツにしているという説もあるようで、実際しめ縄をなう(綯う)時、二つの撚りをかけた縄を交互にかけ合わせるのですが、二匹の蛇が絡まったような形(交尾の形)をしていると言われています。蛇は世界各地の神話に登場したり、脱皮を繰り返し成長していくさまが、生命力、不死の象徴とされ、神聖な生き物として扱われています。『危険生物』好きな息子は、「毒へびが毒を発射するシーン(!)」を図鑑付録のDVDで何度も見ていました。そんなへび自らが語る詩。どんな蛇なのかイメージしながら、子ども達と一緒に楽しみたいです。

絵本は、『十二支のはじまり』『へびのクリクター』『ふうことどんどやき』の3冊を読もうと思います。

紙芝居・絵本・児童書で知られる出版社「教育画劇」さんのHPをのぞくとさっそく1月は『十二支のはじまり』が十二支の由来の大定番として紹介されていました。息子も一度保育園で読んでもらい、娘も「この本、話とあとこの絵もすごくよく覚えてる」と言っていました。「干支」の起源は、中国の殷の時代、木星の公転周期(およそ12年)になぞらえて天(方角や時間)を12等分したことから生まれたものだそうで、動物の名は後付けだったようです。今回は絵本ですが、次回以降で教育画劇の「紙芝居」も読みたいなと思っています。

またへび年に因み『すてきな三にんぐみ』で知られるトミー・ウンゲラーさんの『へびのクリクター』を選びました。1974年の絵本ですが、絵のタッチや色合いがおしゃれだなと思います。ちょっと日本の柳原良平(「トリス」ウイスキーのキャラクター・アンクルトリスなどのデザインで有名:『かおかおどんなかお』などの絵本の作者でもある)さんの絵にも似ているような印象を持ちました。

もう一冊は、いぬいとみこさん作、小正月の伝統行事「どんど焼き」(新潟だと「賽(さい)の神」とも呼ばれる)を背景にした創作話に赤羽末吉さんが絵をつけた『ふうこのどんどやき』。どんど焼きは「松の内まで飾っていたお正月飾りやしめ縄、正月の書き初め、昨年授与したお守りなどを、神社や地域の広場・畑などに持ち寄って燃やす(=お焚き上げする)地域の行事。絵本の中にも立派なお焚き上げの様子が描かれています。

桾沢家は十日町に由縁があるのですが、十日町市松之山温泉で小正月に行われる奇祭「むこ投げ・すみ塗り」は全国的に有名で、前年に結婚した初婿(むこ)を、高さ5mはある薬師堂の境内から雪の斜面へ投げ落とすというもの。さらには、「賽の神」の灰と雪を混ぜ、お互いの顔に「おめでとう」と言いながら塗り合うお祭りだそうです。一度は見てみたいものです。

そんなかつての小正月らしさを子ども達にも体験してもらおうと、今回「餅花・まゆ玉飾り」をやります。昨年、関川村のTさんに譲っていただいたミズキの木がようやく活躍します。小正月には日本各地でその年の五穀豊穣を願い、又まゆ玉は生糸づくりをしていた地域で養蚕がうまくいくようにとの願いを込め、団子や餅、様々な縁起物を形どられた最中などをミズキの木(他にはヌルデ・ヤナギ・エノキもあり)に飾りつけする伝統文化があり、今回「天良文庫の子ども達がスクスク成長しますように!」との想いを込め飾りたいと思います。(以下写真は、2024年1月20日に関川村にお邪魔してミズキの木を伐っていただいた時の様子。Tさんは語りや紙芝居もお上手!!今度ゲストにお呼びしたいです)

用意したのは、もう今は造られていない新潟市南区月潟の多屋さんの「まゆ玉」と長野市の種久商店さんの「もめん玉」。カラフルで形もまさに縁起物といったお飾りです。多屋商店さんは2016年頃まで製造されていたので、その頃のまゆ玉です(もう8年前!!)。私はこのまゆ玉が大好きでなんとか残せないものかなと真剣に当時考えていたので、せめて「形」を残さねばと、なるべく手に入る多くの種類のまゆ玉を購入し一つ一つを撮影していました。博物館への寄贈も考えたのですが、多屋商店の店主・堀さんのお話を思い出し、「生活の中で生きて(使われて)こそ、まゆ玉の存在は意味がある」と思い直し、思いきって「使おう」と決めました!飾りつけたお飾りは本来は毎年新しくするものなのですが、ぴよぴよ文庫の和室に長く飾りたいと思います。餅花は、普段食べるお餅を切ってレンチンして(もしくは、当日余裕があれば上新粉で団子を作って)半分は食紅でピンク色にして紅白で飾ります。

以下写真は、現在我が家の居間に飾られている餅花・まゆ玉飾り。日付をみたら2021年1月16日ともう4年前!!最中を飾りながら食べてみる子ら(笑) まだ幼い!!

最後にお正月らしく「カルタ大会」もできればなと思います。4月の就学を控え、ひらがなが読めるようになってきたメンバー達。勝ち抜き戦で優勝、準優勝者にはプレゼントも用意します!

いろいろと詰め込みましたが、1月の会も天良文庫でお待ちしてます!!

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