「天良文庫 ~まっ赤な秋~ 11月の会」のお知らせ

お知らせ

10月の振り返りをしていたら、すっかり次回天良文庫のご案内が遅れてしまいました。その間にいつのまにか秋も深まって、9月に読んだ『のはらうたv』の中の詩「あきのそら」がぴったりな日が続くこの頃です。さて、「11月の会」の内容です。

今回は、【まっ赤な秋】にちなんで絵本を選んでみました。

10月に旅立たれた中川李枝子さんの代表的作品『いやいやえん』は表紙の赤とこの強いタイトルが絶妙な組み合わせで、奥付をみると1962 年初版!あの『ぐりとぐら』より前でした。4歳の主人公・しげるは、文庫メンバーよりも少し年下。メンバーたちは暴れん坊で聞かん坊なしげるの言動を聞いて何を想うのでしょう?お話集なので、最初の「ちゅーりっぷほいくえん」と表題作「いやいやえん」を読もうかなと思っています。

その他、『りんごかもしれない』『赤ずきん』を読みます。昨年の夏に新潟で巡回展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」がやっていたヨシタケシンスケさんのデビュー作(2013年)ですね。私は展示は見に行きませんでしたが、本屋にヨシタケさんコーナーができ、いっぱい並んでいたのを覚えています。赤いりんごがヨシタケさんの目を通すと何物にも見えてくる!想像をかきたてる楽しい絵本です。文庫メンバーにも「◯◯かもしれない」を考えてもらおうかな!?

グリム童話集の中でよく知られるようになった『赤ずきん』は(私は本などで読んで聞かせたことがないのに)どこで知ったのか(おそらくYoutube?)息子も知っていました。バーナディット・ワッツさんの色とりどりなかわいらしい絵で見る岩波書店出版の『赤ずきん』を読もうと思います。

そして11月の詩は、まど・みちおさんの『せんねんまんねん』。こちらは「まど・みちおの絵本」という理論社から出ている絵本シリーズ(松田素子編集・他に『くうき』『水はうたいます』)の中から選びました。染色工芸家で今年101歳(大往生!!)で亡くなられた柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんの絵によるものです。私などは民藝運動の作家としての柚木さんのお仕事のイメージが強いため、最近になって柚木さんが絵本を何冊か手がけられていたことを知り新鮮でした。『せんねんまんねん』は絵本そのものが素敵だったので、今回は耳からだけでなく絵とともに詩を味わってみたいと思います。

調べてみると、6年生の国語の教科書に詩教材として扱われている作品なのだそう。そんなことは知らずに選びましたが、文庫メンバー達の反応が楽しみです。

また11月の終わりに近いということで、クリスマスのお飾りを意識して今回は「フレーベルの星」づくりに挑戦します!「フレーベルの星」は、ドイツの幼児教育学者フレードリッヒ・フレーベルが考案した、紙で折る星のことだそう。つんつんと立体的な星でかわいいです。子ども達、折り紙はよく保育園でやっていますが、短冊状になった紙を織り込んでいくのはなかなか今まで経験がなかったのではないかなと思います。私も今回が初挑戦(もちろん練習はします)!黄・白・金・銀・水色の短冊(素敵な材料・教材をいろいろ販売しているペロルさんより購入)を用意しますので、好きな組み合わせで作りましょう!

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