4月と5月に取材いただき、NST新潟総合テレビのニュース番組「News タッチ」で火曜日に特集される県内各地で活躍する人の思いを伝える「にいがた夢つうしん」 にて取り上げていただいた、天良文庫の紹介映像(2024年5月7日放送)がYouTubeにアップされていました!
天良文庫を取り上げてくださることも有り難いですし、私にとっては、取材にいらしたTさんに質問を投げかけられる中で、1年がむしゃらに走り続けてきて自分ってこんなふうに思ってたのか、と普段そこまで考えていなかった言葉が不思議とすらすら出てきたので、自身の文庫活動について一歩引いて考える良い機会になったと思います。
牡丹山幼稚園の「ぴよぴよ文庫」との出会いのきっかけを下さった眞壁伍郎・葉子夫妻、樋口泰子園長先生はじめ「ぴよぴよ文庫」に関わるみなさま、閉園式でお声がけいただいたNST報道制作部のディレクターK様、取材・撮影・編集とご尽力いただいたT様、本当にありがとうございました。
そして今日は、今の私が想う天良のことを。
天良は5ヶ月と25日という本当に短い生涯でした。けれど私の元に、私たち家族の元に来てくれたことの意味はとても大きかったと思います。
お腹にいた時間も含めて一緒に過ごした日々だけが天良の人生じゃない。最近よくそれを感じます。
人生ってその人なりの区切りや節目があると思うのですが、私の場合天良がお腹にいることがわかって産んで、過ごして、ある時パッとそれが途切れてしまったことで、強制的に節目ができてしまった気がします。
最初は何度も「時間が戻ればいいのに」と本当に思いました、何度も何度も、天良と触れたこの感触がなくならなきゃいいのにって。時が進むことに不安すら感じて過ごしていました。
四十九日が過ぎ、初盆を迎え、一周忌が過ぎ、、、いつまでもその心許なさが続いているかというとそうではありません。今は私の進む人生の道にずっと天良が寄り添っていてくれる、心で天良の存在に触れられている。そんな気持ちで前を向いて歩くことができています。
もちろん、時にはグーッと喉の奥や心臓が締めつけられる苦しい気持ちが襲う時もあります。今頃こんなふうによちよち歩いてたかな、こんなふうにご飯食べてたかな、一緒に誕生日を祝ってたかな…と、いっぱい思うことがあります。
でも、いつの時も私の脳裏に浮かぶ映像、記憶としては、6ヶ月に満たないあの時のかわいい天良のまま。その天良がなぜか私の歩む道の先のところどころで「こっちだよ」「こっちは違うよ、そっちだよ」と導いてくれているような安心感があるのです。
忙しさにかまけて、甘えて楽な方に進んでいってしまう私。それを天良はいい意味で奮い立たせてくれている気がします。特に「天良文庫」を始めてそれに没頭するうち、天良と出会う前の自分では気づかなかった色々な物事が、少し先まで視界が開けて見えてくるような、そんな感覚があるのです。
これまで自分がやってきたこと、出会ったこと、考えたこと全てがそこに投入されているし、また新たな好奇心や興味の対象、課題が次々に現れ、自然とそれらを受容し追究し、何かに向かっていく原動力ーそれこそ「生きていく力」なのかもしれないー が自分の内側から湧いてくるような気がします。
それは天良だけのおかげではないかもしれません。でも、確実に天良が気づかせてくれたことだと思います。私や家族、友人知人、天良を憶う人たちが生きている限り、天良の人生もまだまだ続いていて、私たちと共に歩んでいく存在なのだと思えます。
長男は、時折「あ〜、そらくんとずーっと一緒に生きたかったなぁ。そらくんがおじいちゃんになるまでずっと」とよく漏らしています。また長女も天良の動画を見ながら「そらくん、ほんとかわいい」「この時はこんな感じだったんだね」などと愛おしそうにつぶやいています。天良は兄や姉の中にも大きな生きた証を残してくれました。子ども達にとって、もう戻ってこない命というものにこれだけの思慕の念を抱く経験は、そうこれから先多くはないかもしれません。だからこそ、笑ったり泣いたりできる「生きている今」をより大切に思える。口には出さないけれど、心ではお互いそう感じながら日々を過ごせている気がします。

まとまらない言葉の羅列になってしまいましたが、今の私が感じる天良のことを正直に記しておきたくて。天良には心から「いつもありがとう。これからもよろしくね」と言いたいです!!


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