12月の「クリスマス会」をふりかえって

イベントレポ

新年早々の地震に驚き、あわあわと過ごしているうちにもう10日あまり! 天良文庫「1月の会」の前に、昨年12/17に開催した「クリスマス会」を振り返っておきたいと思います。

天良文庫を始めてから初のクリスマス! 実は我が家ではイブ(12/24)生まれの娘の誕生日会をクリスマス会と一緒にして7年間(年長〜小6まで)続けてきたこともあり「クリスマス会」は馴染みのイベントでした。前回の会(2021年)が天良がお腹にいた時なので、一年おいての開催となりました。

「キリストの生誕をお祝いする」いわゆるキリスト教の習わしとは違うけれど、やっぱり子ども達と色々な楽しみをつくって、一年を無事過ごせたことに感謝し、みんなで一緒にあたたかい時間を過ごす「クリスマス会」は1年のうちで格別なものだなと思います。息子の保育園で様々な感染症(特にアデノウイルス!)が流行する中、10人の文庫メンバーと4人のお母さん達が集まってくれました!

今回は「読み聞かせ」の前に〝音楽の時間〟をつくりました。中2の娘・直がピアノでドビュッシーの「月の光」を披露し、それからクリスマスソングの「ジングルベル」をみなで歌いました!ピアノ曲は5分位と長いのですが、子ども達、最後まで聞いてくれました。娘も子ども達もありがとう!幻想的で調和のとれたドビュッシーの調べに耳を傾けると心が落ち着いてきて…とてもいい時間でした。保育園では先生がうたやリトミックなどでピアノを弾いてくださる場面もあるかと思いますが、5歳前後ではなかなかコンサートに足を運ぶ子は少ないと思うので、こうして生でクラシックのピアノ演奏に触れるのは良いことだなと思います。これからも時折、音楽の時間を作れたらいいなと思います。

その後「三角だるまの絵付け」のパート1として、背景塗りを先にやりました。焼き物の信楽焼に使われる土(焼かないで乾燥させたもの)を重しに使っているという、みなと人形本舗さんの無地だるま。この重しのおかげで、三角だるまは「起き上がり」になります。厚紙をコーン型にして重しの上にかぶせ、仕上げ塗料(ジェッソ)を塗ってつくっているため、水には弱いことなどを伝えつつ、背景をアクリル絵の具で塗りました。

乾燥させている間、2階へ移動し、天良の仏壇のある部屋で「読み聞かせ」へ。

『さんかくサンタ』『ほしのひかった そのばんに』『くろうまブランキー』『じょやのかね』の順に4冊を読みました。

『さんかくサンタ』は、三角だるまの絵付けと「さんかく」というワードが重なってよいかなと、今回選びました。tupera tuperaさんの○△◻︎を配した絵のインパクトが強く、ことばもリズミカルかつ短いお話なので、5歳児にとってはちょっと退屈だったかも…。

続いて『ほしのひかった そのばんに』は、娘が小さい頃、その横長の形状と赤い表紙、絵のタッチが気に入って購入した絵本。内容は、なぜクリスマスをお祝いするのかということの経緯がわかるもので、「クリスマスってなに?」と疑問に思う子ども達にもキャッチーでわかりやすいと思い、読みました。

『くろうまブランキー』は、主人に虐げられてきたブランキーが、クリスマスの日サンタにやさしく助けられ、迎えられて安心して眠りにつくという、最後には心があったかくなる絵本。堀内誠一さんの絵がとても印象的です。古本屋で手に取ったときに、その絵本から感じる温かさが気に入って買っていたものでした。ちょうどクリスマス会で読めてよかったです。

さらにクリスマスからは一転、日本の大晦日、除夜の鐘の光景を男の子の視点で描いた作品『じょやのかね』を読みました。黒一色、なかなかいい味の作品です。作中、何度も出てくる「ゴーン」という鐘の音。あとで動画を振り返って見てみると、自分の声のトーンが高かったな、、、と思いました。もしリベンジする機会があれば、低めの渋い声で「ゴ〜ン」と読んでみたいです。クリスマスシーズンのキラキラとした盛り上がりの後に訪れる、どっしりとした少し厳かな雰囲気の除夜の鐘鳴る大晦日。このギャップが年末の日本らしくて、私は好きです。絵本でもその違いが感じられたらいいなと思い、今回の4冊となりました。

「クリスマス会」で読む絵本は、候補がたくさんありそうなので、これから少しずつ開拓していければと楽しみです。さて、4冊連続で読んだ時の子ども達の反応は‥。集中して聞いてくれた子と、部屋にいてもおもちゃを手にとってしまいなかなか集中できなかった子、毎度のことながらそれぞれでした(苦笑)私ももっと注目してもらえるよう、読む技術&聴かせる技術を磨いていきたい、2023年最後に課題を感じた読み聞かせとなりました。

その後はおやつ休憩をとりつつ、「三角だるまの絵付け」パート2を再開! クリスマスツリーやサンタさん、雪だるまをモチーフにこだわりを持って描く子もいれば、アートっぽいランダム模様を大胆に描く子がいたり、それぞれ愛らしい感じに塗られていました。案外子ども達の絵付けスピードが速く、再び乾かしている間に予定(毎回予定通りはいかない!)より30分も早く「ビンゴ大会」をやることに。

「ビンゴ自体が初めて」という子も中にはいて、また多くの子どもが2桁の数字がわからないので、大人が手伝いながらのビンゴでした。私も久しぶりにビンゴをやって、娘のクリスマス会でしょっちゅう「あー、あの時も大声で番号読んでたな。今もちっとも変わらないなぁ」と過去をなつかしく思い出しながら、楽しむことができました。1回では時間が余りすぎたため、2回目もやることに!

最後に三角だるまの仕上げに、ほわほわ・キラキラの梵天飾りをてっぺんにくっつけて完成!

みんなの個性が光る素敵な作品ができあがり、帰り際に大事そうに、また嬉しそうに作品を親御さんに見せる様子が見られ、私も自然と笑顔になれました。一つ心残りだったのは、いつもの「つくった作品と一緒に皆で記念撮影!」を忘れてしまったこと。でも、作品の集合写真がその代わりになったので良しとします。筆を洗ったり、ビンゴの手伝いなど、ご参加くださったお母さん方にはいろいろとご協力いただきました。ありがとうございました!

実はみんなが帰った後、我が家では「絵付けやりたい」スイッチが再び入り、親子で三角だるまの絵付け&余ったダンボールで三角だるまのお家づくりに励んだことをご報告します(笑)天良文庫の日は、みんなが帰っても私たち家族の興奮状態が持続するので、不思議なスイッチが入る事が多々あります。その後、どっと疲れてぐっすり眠れるのですけどね。

無事に初のクリスマス会、天良文庫バージョンを終えることができた12月。そして2023年は、天良文庫が始まった思い入れのある年。4月に納骨、10月の命日に「天良を憶う会」の開催、11月には一周忌法要を終え、天良がいたあの日々がどんどん過去になっていく、当然ながら時間が経っていく寂しさ、名残惜しさを感じつつ、でもまた新たに来る1年がより実りあるものになりますように、そう願わずにはいられない、そんな年末年始を過ごしました。思いを新たに2024年も「天良文庫」を頑張っていきたいと思います。きっと天良が、いつも笑ってそんな私たちを見てくれている気がするから。「そらくんパワー」をもらって一歩一歩、歩みを進めていきたいと思います。

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