天良文庫を始めてから3回目となる6月の会が終了しました!今回は息子の5歳の誕生日当日ということもあり、6月生まれのお友達の誕生会を兼ねた会にしました。
参加者は子どもの数で11名!過去最多。たくさんで天良文庫に集まってくれたこと、一緒にお祝いしてくれたこと、とてもありがたいなと思います。






最初にハッピーバースデーの歌をうたって、ケーキを食べました。前日の夜スポンジを焼き、当日の朝クリームで仕上げたという手作りケーキで、中2の娘が手を青色の食紅で染めながら(笑)、大いに手伝ってくれました!ありがとう。
クラッカーのパンッ!という音にびっくりしつつ、(6月生まれの子だけでなく)みんなでいっせいにろうそくを吹き消す、なんとも楽しく賑やかな時間!みなで旬のサクランボをのっけていただきました。
後に子ども達の感想で「(第一声で)ケーキ食べた」「ケーキがおいしかったの!」「(卵アレルギーの子はケーキのかわりに)おせんべいとサクランボ食べた」などとお家の人に話してくれたようで、(料理全般苦手なのに)頑張って作ってよかった〜と一安心。
その後場所を2階のそらくん部屋(次男・天良の仏壇のある部屋)へ移動して、「読み聞かせ」の時間に。場を変えたのは、ケーキを食べた場所でわいわいした雰囲気があるのを一旦リセットしたいと思ったことと、そらくん部屋にマットを新調したのでそこで読み聞かせをやってみたいなと思ったからでした。

今回は、私の職場である新潟県立大学・人間生活学部 子ども学科2年生のりむさん、りんかさんのお二人が手伝いに来てくれました!


最初に『あめふり くまのこ』をりむさんが読み聞かせ。将来保育士を目指しているというりむさんは、柔らかな優しい語り口で読んでくれました。少ない言葉とほんわかとした絵を見ていたら、自然とあの「おやまにあーめがふりまして・・・」の歌のフレーズが浮かんできました。
なので、読後につい「みんな『あめふり くまのこ』の歌知ってる?」と聞いて、「知ってる!」という声が聞こえたので、「じゃあ、ちょっと歌ってみようか!」と私がそのままの勢いで歌い出したら、数人の子どもたちが一緒に歌ってくれました。1番だけではもの足らず、2番まで歌いました。束の間ですが、子ども達の声がそらくん部屋に響いて、天良もその声を一緒に聞いてくれていたんじゃないかなという気がしました。
続いて『ゆかいなかえる』『だるまちゃんとかみなりちゃん』の2冊を私が読みました。
『ゆかいなかえる』は池に生まれ、成長するかえるたちの生き生きとした様子が伝わってきて、流れるような線で描かれた絵がとても自然で素敵な絵本。カエルの大合唱が田んぼから聞こえてくるこの季節、親しみを持って欲しいなという思いで読みました。
また加古里子さんの『だるまちゃんとかみなりちゃん』はだるまちゃんシリーズの中でも好きな本で、私が幼稚園の頃(30年以上前!)に買ってもらった当時の本を使いました。シミもあるし古ーい本ですが、愛着があります。親がきっと読んでくれたんだと思いますが、正直記憶にはなく・・、でも自分で何度もその頁をめくって絵を見ていた記憶はあります。特に、当時の未来都市のようなイメージのかみなりちゃんの住む街や、大きな食卓を皆で囲むシーンは強く印象に残っていて、そのカラフルさも私の好きなポイントだったように感じます。聞いてくれた子ども達の目には、何が残ったかな。おおむね、楽しんでくれていたようです。


最後は、レオ・レオニの『あおくんときいろちゃん』をりんかさんが読んでくれました。この時段取りが悪く、私は次なる「折り染めうちわ」作りの準備で1階におりてしまったので、後で動画で見させてもらうことに。落ち着いたトーンの声のりんかさん。4冊目ともなると集中力をなくしてしまった子もいました(我が子も然り…)が、最後までしっかり聞いた後に「これ読んだことある!」と言う女の子もいました。有名な絵本ですが、抽象的な形に色と人格をつけて表現しているのが、子ども達の目にはどう映るのか気になりました。この後行った折り染めで、「さっきのあおくんときいろちゃんだね」とりむさんが言ったら、水彩絵具の水色と黄色の液に紙を染み込ませて「じゃあ、みどりになるかやってみよう」と言っている子どもがいました。また染め終わった後「この色水と色水を混ぜたい、やってみたい」という子どももいて、そういう意味で色と色が交わる面白さ、不思議さをこの本は端的に示してくれているのだなと後で感じました。








以上で読み聞かせは終わり。1階へ移動して、今度は「折り染めうちわ」作りです。この時点で、予定時間を10分以上オーバーしており、私は若干焦りつつもスタートさせました。さすがに、11人同時にというのは難しいので、全員の前で一度説明を行ってから、3チームに分けて取り組みました。
保育園でかなり折り紙などをやっている4歳児たちですが、やはり紙を蛇腹に折るのは難しく、チーム長(なお(中2の娘)、りんかさん、りむさん)のもと、障子紙を三角や四角に蛇腹状に折る作業を一緒にして輪ゴムでとめ、各々で色水に浸したり、筆を使って色水を染み込ませたりしました。その後、干し場である2階へ紙を移動。ここで子ども達の作業は終了。りんかさんが2階でドライヤーを使って乾かす作業に勤しんでくれました。その間りむさんは、1階で子ども達の自由遊びの相手をかって出てくれました。二人は、その後もアイロンがけまでやってくださり、本当にありがたかったです。


今回の天良文庫、私一人ではまったくもってコントロールできない・回せない工程で、反省点ばかりの内容でした。一番の気づきは、11人の子ども達は、空き時間があるとすぐに遊ぶということ(当然ながら)。家の中を歩き回って玩具を見つけると、まずそれを持って遊びたいので、そこを制限するにも(抵抗され)エネルギーを使うということ。空き時間をなるべく作らないように工程を考え、動くことの難しさに直面しました。それぞれの工程でカオス状態になることがあり、1階と2階で分けてしまったために私一人では目が行き届かないことも多々ありました。カッターやケーキを切るナイフを子どもの手の届く机の上に置いてしまったり、目の届かないところでベランダに出ようとする子どもがいたり(その場に居合わせてくれたお母さんが静止してくれて感謝です)、冷静に考えればひやっとするような場面があったことをとても反省しています。参加してくれた親御さんや大学生の二人の手も借りて、娘と夫にも手伝ってもらってようやく形として成り立った天良文庫でした。
本当にみなさん、ありがとうございました!!
「折り染めうちわ」は当然のごとく当日には仕上げられず、後日お渡しということにさせてもらいました。




とはいえ、できた完成品はとてもいい感じに仕上がり、いろいろ反省もあるけど「やってよかったな」という思いが今は強いです。親子で参加してくれた年少のお子さんも「また折り染めやりたい!お家でおやりたい」と話していたそうで、そんなふうに楽しんでくれたことが何よりの成果だな、と思います。
6/18の父の日に手渡せるようにと考えた「父の日カード」もうちわと一緒にお渡しすることができました!昭和〜平成の懐かしアイテム・プリントゴッコ(今でもうちでは現役!)を引っ張り出してきて、デザインした絵柄をお手製プリント。かすれたり、上手くいかない部分もありましたが、PCできれいに作るのとは異なる味わいあるカードができました。活用してくれたら嬉しいです。
次回7月の会は、もう少し落ち着いてできるといいな。そのために今から環境づくり、工程をしっかり想像してつくること、何より子ども達の安心安全、そのあたりを意識して行いたいと思います。これら一つ一つが、初めてで経験になります。大学生の二人も「本当にいい経験になりました!」と口を揃えておっしゃってくれました。何事もやってみなきゃわからない。楽しいことも、困難なことも、ひっくるめて経験していくこと、私にとってはそれがすべてやり甲斐につながります。天良文庫という活動は、天良が与えてくれた、私という人間のひとつの修練でもあるのかな、なんて大袈裟だけど感じます。
これを機にいろいろと経験者の方にアドバイスいただけたら、なんて思っています。そして、参加してくれるお子さんのお母さん方にも協力を求められる体制づくりをしていきたいなと。無い頭をフル回転させて一つ一つと向き合い、のぞみたいと思います。
そんな新たな決意とともに。6月の会の振り返りでした。


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